2021年11月24日に愛知県弥富市鳥ケ地1丁目の弥富市立十四山中学校で
3年生の男子生徒が同級生の男子生徒を刺したとし、現行犯逮捕されました。
この事件で刺された伊藤柚輝さん(14)は、搬送先の病院で死亡が確認されました。
加害者の男子生徒は一体なぜこのような犯行に及んでしまったのでしょうか。
逮捕された男子生徒の名前や顔画像、生い立ちや出身小学校を調査しました。
愛知県弥富市で起きた中3男子刺殺事件
2021年11月24日、愛知県弥富市立十四山中学校に通う3年生の伊藤柚輝さん(14)が
同学年の14歳の男子生徒に包丁で腹部付近を刺される事件が起こりました。
午前8時10分頃、中学校側から「生徒どうしのトラブルで生徒がおなかを刃物で刺された」と警察に通報
その後、病院に搬送されましたが、男子生徒はおよそ2時間半後に出血性ショックで死亡しました。
刺した生徒は学校の教諭に取り押さえられ、駆けつけた警察官に殺人未遂の疑いで逮捕されました。
死亡した伊藤柚輝さんの傷は肝臓を貫通していたようです。
凶器の包丁は刃渡り20センチほどで、逮捕された生徒が事前に購入し学校に持ち込んだことが判明しています。
警察は事前に計画していたとみて、今後容疑を殺人に切り替えて捜査を進めるようです。
逮捕された生徒は調べに対し「私がやったことで間違いありません」と容疑を認めているということです。
中3男子刺殺事件、犯行動機はいじめ!
犯行に使った刃物はネットで購入したことが明らかになりました。
事前に凶器の刃物を用意して事件を起こしたとなると、よほど恨みがあったのではないでしょうか。
2人の関係を調べると、被害者の伊藤柚輝さんと逮捕された男子生徒は共に14歳、中学3年生で、
クラスは別だったようですが、中2時に同じクラス、出身小学校も同じことが判明しました。
小学校は畑に囲まれた小さな学校で、男子8人、女子12人の計20人で6年間同じ1つのクラスだったようです。
又、小学校時代、2人は同じサッカーチームに所属していたそうです。
十四山中学校にはサッカー部がなく、被害者の生徒は野球部、加害者の生徒はバレー部に所属していたようです。
捜査関係者によると男子生徒は犯行動機に対して以下の供述をしています。
- 「嫌なことが続き、今の生活がどうでもよくなった」
- 「いじめられていた」
- 「嫌な思いをしていた」
相手を殺すほどの嫌な思い、いじめとは一体どのようなことをされていたのでしょう。
爆サイに同級生らしき人物の書き込みがありました。
犯人が今朝グループLINEから加害者が外され登校後口論
その中にお互いに好きな女子(共通)がいたらしい
引用:https://bakusai.com/areatop/acode=5/
この書き込みによると、LINEグループでのいざこざや同じ女子が好きだったといった内容が書かれていました。
あらかじめネットで刃物を購入していて、殺意は以前よりあったことが見受けられるので、
どのみち犯行に及んでいた可能性はありますが、この書き込みが事実だとすると、
LINEグループから外されたことが、事件のきっかけになったのかもしれません。
いじめの事実が合ったのかも含めて、現在警察は取り調べを進めています。
犯行動機について新たな情報が分かり次第追記していきます。
中3刺殺事件の犯人の顔画像や名前は?
文春オンラインにて公開された逮捕された男子生徒の顔画像(モザイクあり)です。
逮捕された男子生徒について分かっている情報は下記のとおりです。
- 名前:不明
- 年齢:14歳
- 中学校:市立十四山中学校(中学3年生)
- 部活:バレー部
- 小学校:伊藤柚輝さんと同じ小学校
男子生徒についての情報はほぼ分かっていません。
未成年なので氏名の報道は今後もなさそうです。
ネットでは加害者は3年4組の中島○人という書き込みがあったようですが、
事件のあった中学校の3年生は2クラス編成なのでデマのようです。
逮捕された男子生徒はどういった人物?
逮捕された男子生徒を知る人たちの発言をまとめました。
「真面目そうでおとなしい子だったと思う。こんなことやるような子とは僕には思えない。年に1~2回くらい会って話すと、おとなしい物の言い方だった」
「まじめそうで、おとなしそうな子だと思います。キレやすいとか事件を起こすような感じには見受けられないね」
「事件を起こしてしまった子は、パッと見は大人しそうな子という印象です。」
11月24日の夜に行われた保護者会で校長の発言
「特に逮捕された生徒におかしなところがあるとか、そんなことはまったくなくて。なぜそんなことをやったのかなというのが、私たちにもよくわからなくて、非常に混乱しているところ」
真面目、おとなしい印象で、こんな事件を起こすとは思えないと驚いているようでした。
おとなしい性格から、いじめられても言い返したりできずに、ずっと恨みを抱え、
今回の犯行に及んだのでしょうか。
中3刺殺事件、犯人は十四山西部小学校出身?
弥富市立十四山中学校の学区は、十四山東部小学校と十四山西部小学校の区域となっており、
逮捕された男子生徒もこの2つの小学校どちらかと予想できます。
こちらは弥富市のサイトに掲載されている、通学区域の地図です。
被害者の伊藤柚輝さんの自宅住所が弥富市五斗山2丁目と判明しており、十四山西部小学校の学区内です。
2人は小学校も同じだったということなので、逮捕された男子生徒も
十四山西部小学校に通っていた可能性が高いです。
中3刺殺事件、犯人の家族構成や生い立ち
逮捕された男子生徒は7人の大家族だったようです。
- 曾祖母
- 祖父
- 祖母
- 父親
- 母親
- 兄
- 本人
男子生徒を知る近隣住民の方は下記の発言をしています。
「昔からこの地域に住んでいた一家で、父親は農業系の仕事をしています。4年前には自治会長も務めていた立派なお家ですよ。」
昔から地元の地域に住んでいた一家だそうで、
父親は農業系の仕事をしていて、4年前には自治会長も務めていたようです。
取材を受けた祖父は、苦しい胸の内を語っていました。
「私にとってはいい孫でした、節度ある優しい……本当に優しい子です。今回のことは、なんでこんなことになったのか全く想像がつかないんです。寡黙な子で、バレー部の試合で頑張ったことなんかは明るく話してましたけど、友人関係の話はそういえば全然聞いたことがありませんでした。」
「事件の日も、●●(実名)が通学する前に『行ってらっしゃい』って私が送り出したんです。『行ってきます』という返事が返ってきましたが、今思えばちょっと元気がなかったのかもしれない。もしかしたらずっとSOSを発信していたのかと思うと……。亡くなられた子との間で何があったのかは分かりませんが、●●がやってしまったのはいかんことですので、ご家族の方には本当に申し訳ないと思っています。」
事件を起こす人物がいると、育ってきた環境が複雑であることがよくありますが、
この男子生徒はごく普通の家庭環境で育ってきたようですね。
まとめ
今回は愛知県弥富市の中学校で起きた刺殺事件の犯人について調べました。
犯行動機はいじめのようですが、詳細は分かっていません。
刺して殺すほどなので、相当な恨みを抱えていたに違いありませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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